夜明けのはざま
町田そのこ
#読了
街の小さな家族葬専門葬儀社が舞台のそこで働く面々が主役の連作短篇。
タイトルに含まれる[はざま]という言葉に読む前から[生と死]という言葉だけは重ね合わせることができたものの、読み進めてなるほど、そこにはそれぞれが葬儀社の一員として、はたまた喪服を脱いだ一人の人間として抱え、悩み苦しむ[理想と現実]や[自身と誰か]など、おおくの[はざま]が。
久しぶりに体験した読んでいることを完全に忘却してしまうほどの没入感。
果たしてこれこそがかつて[52ヘルツのクジラたち]で本屋大賞を受賞した著者の筆のなせる技なのかも。
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