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未来を祝う夜、自分の未来だけが見えない― 映画『燃夜』が描く若者たちの孤独。|森川朔葉
夜空を焦がす花火は、祝福の光だったのでしょうか。 それとも、行き場のない感情が燃え上がった瞬間だったのでしょうか。 短編映画『燃夜』は、青春の怒りと孤独、時代にのみ込まれる切なさを20分間に焼き付けます。 はじめに ― 20分の夜に引き込まれて 短編だからと気軽に再生した『燃夜』でしたが、観終わった後には想像以上に重い余韻が残りました。 舞台は北京五輪を控えた2008年の広州。 街が未来への期...