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ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa | TALES 物語・小説
高校が合わずに不登校になった、ボサノバギター弾き語りが大好きな少女、嶋野舞彩亜(しまのまいあ)。 通信制高校に転入することになり、初の登校日に出会ったのは、3か月前に路上ライブで出会った一年下の作家志望の少年、寺崎工(てらさきこう)だった……。 通信制高校を舞台に、型にハマれない二人の不器用だけど真剣な恋と青春を描くストーリー!
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高校が合わずに不登校になった、ボサノバギター弾き語りが大好きな少女、嶋野舞彩亜(しまのまいあ)。 通信制高校に転入することになり、初の登校日に出会ったのは、3か月前に路上ライブで出会った一年下の作家志望の少年、寺崎工(てらさきこう)だった……。 通信制高校を舞台に、型にハマれない二人の不器用だけど真剣な恋と青春を描くストーリー!
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa (4)|おんもんしげる
2-1 彼女はカリオカ(1) 「……あ。 七海さーん!」 七海を見つけるなり、舞彩亜は大声で呼びながら手を振った。 朝、舞彩亜が教室の前に着くと、教室の中にはすでに七海がいた。 七海は机の前に立って、イヤフォンをかけて音楽を聴きながら、椅子の上に置いたリュックから教科書やノートを取り出しているところだった。 舞彩亜はうれしくて、思わず七海を呼びながら駆け寄った。 七海も...
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1-3 青の時代<プロローグ>(3) - 【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa | TALES 物語・小説
「舞彩亜さん、このあと、空いてます? ……その、ちょっと寄り道しませんか。 話したいんで」 え……。 はぁ!? 工の突然のお誘いに、舞彩亜は再びどぎまぎして固まっていた。 予期していなかった、この通信制高校での再会。(いや、「もし通信制高校が同じだったらおもしろいな……」とちょっと期待していたのは事実だが。しかし実際にそんなことになるとはまったく思っていなかった。) しかも前回初めて会ったとき...
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1-2 青の時代<プロローグ>(2) - 【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa | TALES 物語・小説
「……な、なんで、|工《こう》くんがいるのよ……!?」「……|舞彩亜《まいあ》さんこそ、なんでここにいるんですか……!?」 舞彩亜も工も、おたがい顔を真っ赤にして声を上げた。 まさか、この通信制高校のキャンパスで再会するとは思ってもみなかったようだ。 二人ともきわめて混乱している。 舞彩亜がおろおろした様子のまま、工に答えた。「……な、なんでって……この高校に転入することになったから、おるのやん…...
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ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa | TALES 物語・小説
高校が合わずに不登校になった、ボサノバギター弾き語りが大好きな少女、嶋野舞彩亜(しまのまいあ)。 通信制高校に転入することになり、初の登校日に出会ったのは、3か月前に路上ライブで出会った一年下の作家志望の少年、寺崎工(てらさきこう)だった……。 通信制高校を舞台に、型にハマれない二人の不器用だけど真剣な恋と青春を描くストーリー!
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1-3 青の時代<プロローグ>(3) - 【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa | TALES 物語・小説
「舞彩亜さん、このあと、空いてます? ……その、ちょっと寄り道しませんか。 話したいんで」 え……。 はぁ!? 工の突然のお誘いに、舞彩亜は再びどぎまぎして固まっていた。 予期していなかった、この通信制高校での再会。(いや、「もし通信制高校が同じだったらおもしろいな……」とちょっと期待していたのは事実だが。しかし実際にそんなことになるとはまったく思っていなかった。) しかも前回初めて会ったとき...
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1-2 青の時代<プロローグ>(2) - 【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa | TALES 物語・小説
「……な、なんで、|工《こう》くんがいるのよ……!?」「……|舞彩亜《まいあ》さんこそ、なんでここにいるんですか……!?」 舞彩亜も工も、おたがい顔を真っ赤にして声を上げた。 まさか、この通信制高校のキャンパスで再会するとは思ってもみなかったようだ。 二人ともきわめて混乱している。 舞彩亜がおろおろした様子のまま、工に答えた。「……な、なんでって……この高校に転入することになったから、おるのやん…...
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa (8)|おんもんしげる
2-5 彼女はカリオカ(5) 通信制高校、みなみ学園高校の放課後。 音楽室で、これから軽音楽部主催の「新入生歓迎演奏会」、通称「新歓演奏会」が始まる。 開演30分前だが、すでに用意された座席はほぼいっぱいになっていた。 満員の聴衆には、軽音部の先輩部員たちはもちろん、ほかの生徒たちも、そして先生の姿も数人がいる。 みんな、演奏会が始まるのを心待ちにしている。 工も、前列二...
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa (7)|おんもんしげる
2-4 彼女はカリオカ(4) 朝、大阪なんば。 通信制高校「大阪みなみ学園高校」のキャンパス。 全日制高校とはちがって、通信制高校の朝は比較的静かだ。 というのも、生徒の登校時刻は、その生徒それぞれの持つ事情や症状によってまちまちだ。 午前8時30分が学校の最初の始業時刻だが、その時間に来る生徒もいれば、もっと遅い時刻、9時台や10時台に、あるいは昼近くにやって来る生徒もいる。...
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa (6)|おんもんしげる
2-3 彼女はカリオカ(3) 「え……!?」 ローザ先生が告げた曲名は、まさに舞彩亜の頭の中に浮かんでいた、その曲だった。 舞彩亜はローザ先生を直視できなくて、赤くなったままうつむいた。 「Ela é Carioca」(彼女はカリオカ)。 ボサノバの黄金コンビと言われる、アントニオ・カルロス・ジョビンの作曲、ヴィニシウス・ヂ・モライスの作詞による一曲。 彼らコンビの初期の曲な...
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa (5)|おんもんしげる
2-2 彼女はカリオカ(2) 舞彩亜が軽音部のオリエンに行っていた、その同じ時間。 工は、アニ研(アニメ・マンガ研究部)の部室である視聴覚室の前に来た。 部室のドアは開きっぱなしになっている。 ドアを入ったすぐ脇には机が置いてあり、その机の前に人が座っている。 受付担当の生徒だろう。 座っているのは男子生徒。 着ている黒地のTシャツの前面には、有名なアニメヒーローとその...
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa (4)|おんもんしげる
2-1 彼女はカリオカ(1) 「……あ。 七海さーん!」 七海を見つけるなり、舞彩亜は大声で呼びながら手を振った。 朝、舞彩亜が教室の前に着くと、教室の中にはすでに七海がいた。 七海は机の前に立って、イヤフォンをかけて音楽を聴きながら、椅子の上に置いたリュックから教科書やノートを取り出しているところだった。 舞彩亜はうれしくて、思わず七海を呼びながら駆け寄った。 七海も...
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa (3)|おんもんしげる
1-3 青の時代<プロローグ>(3) 「舞彩亜さん、このあと、空いてます? ……その、ちょっと寄り道しませんか。 話したいんで」 え……。 はぁ!? 工の突然のお誘いに、舞彩亜は再びどぎまぎして固まっていた。 予期していなかった、この通信制高校での再会。 (いや、「もし通信制高校が同じだったらおもしろいな……」とちょっと期待していたのは事実だが。しかし実際にそんな...
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【小説】ブルー・ストリート・ボッサ / Blue Streets Bossa|おんもんしげる
1-2 青の時代<プロローグ>(2) 「……な、なんで、工くんがいるのよ……!?」 「……舞彩亜さんこそ、なんでここにいるんですか……!?」 舞彩亜も工も、おたがい顔を真っ赤にして声を上げた。 まさか、この通信制高校のキャンパスで再会するとは思ってもみなかったようだ。 二人ともきわめて混乱している。 舞彩亜がおろおろした様子のまま、工に答えた。 「……な、なんでって……この高校に転入することになったから、おるのやん……」 「……ぼ……ぼくも、この学校に転入することになったから入学式に来たんですよ!」 おたがいまだ顔を真っ赤にしたまま、こんな間抜けたことを言
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