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Twst Fandom Feed: Fanart, Cosplay, Events, Dolls, Handmade Items (including themed food!), Merch (Official & Fan). ツイステ Twisted Wonderland ツイステッドワンダーランド

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りっこ
@spiceri.bsky.social
41 minutes ago
いええああええあああいいい👍 黒枠2人目です✨うれしいいい!! さぁ次はコツコツと🎃🦁を黒枠にするよ!
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c.ampúra
@c-ampura.bsky.social
about 1 hour ago
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黄泉柿
@yomikaki2387.bsky.social
about 1 hour ago
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𝐤𝐚𝐜𝐨𝐐'原稿中
@kacoq.bsky.social
about 1 hour ago
ボロ寮所属ifスカ監♀の日常⑤ 耐性ない16歳たち
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ららら
@mkrnitk.bsky.social
about 2 hours ago
ALTは一枚目に三枚の画像の全文を入力しています。画像は死ねたのまだ死んでない部分だけを抜粋しました ツイステ3年生の同窓会 かなりかきたかったヤツ
『あんたは本当に昔と変わらないわね。別にこれは嫌味じゃないけれど、あんたを見ているとイヤでも自分が年を取ったことを自覚するわ。あんたの方がずっと年上と頭でわかっていても、高校生に会っているみたいなんだもの』
『シェーンハイト、僕はお前が齢を重ねた、と嘆くたびにナイトレイブンカレッジでお前が老爺の姿になって泣いていたことを思い出すぞ。お前はまだあの時ほどは老いてはいるまい』
『子どもの頃の恥ずかしい話はやめて頂戴! あの時より今の方がこの身は美しく時を重ねているの』
『それは悪かった。お前が望むなら、この同窓会に招いてくれた礼に、僕も人間でいうところのお前たちくらいの齢……、妖精なら400歳くらいの姿をとってもよいと思ったのだが』
『別にいいのよ。こちらこそ、忙しい中きてくれてありがとう。でも、そんなことできるなら、それはそれで単純に見てみたいわね。私たちだけ少し皺が増えた姿をアンタに見られるのもフェアじゃないわ』
『うん、オレも見てみたい。なかなかのナイスミドルになりそうじゃない? 写真とろうよ。マレウスくんがいいなら、マジカメにアップしてもいい?』
『かまわない。そうか。ではインターネット上ではお前たちと同じような年齢に見える僕が残るわけだ。悪くない気分だ』
 そのセリフにマレウスが、インターネット、という言葉をすらすらと口に出来なかった頃のことを思い出した。彼がS.T.Y.Xを研修先に選んだことに皆で驚いたことが懐かしい。笑うマレウスにつられて、アタシも笑った。
『別に、18程度のガキの姿でも300歳でもどっちでも撮りゃいいだろ。その方が落差で面白い。それに、この齢になると次の同窓会がまた、この中の誰かの葬式かもしれねぇしな。俺たち若者としても年寄、失敬、俺たち年寄と違って前途ある若い妖精の思い出づくりに協力してあげるべきだ』
 昔と変わらない露悪的な言葉の割にレオナは上機嫌だった。アルコールで少し酔っている。
『葬式、は物騒だなぁ。まだそこまで齢をくったつもりはないが』
 ちらり、とトレイはマレウスを見た。その横にリリアはいない。トレイが何に気をつかっているかは、予想はつく。マレウスにもそれがわかっていた。薄く笑う彼はたいして気にしていないように見える。同じようにとは言えなくとも、卒業してからあたしたちと同じだけの時間を、マレウスも生きている。でも、実際に彼が何を感じているかはわからない。年を重ねるほど、昔のマレウスより今のあたしの方が年々、差し迫ってくる死を恐れているような気もする。
『クローバーのいう<そこまで>、がどこまでなのかは妖精である僕にはよくわからないが』
 マレウスは前置きした。
『キングスカラーの言い方なら、この中で一番たくさんの同窓会に参加する可能性が高いのは僕、ということになるのかもな』
『それなら、アタシはせめて二番目を狙いたいわ。そう早く死にたくはないもの』
『ははは! 良い心がけだ。なに、この中で僕が一番早いということもありうる。実際、僕の母は妖精の中では早くに死んだ』
『おいおい、縁起でもない。やめてくれよ! まさかマレウス、何か実は妖精特有の持病がとか』
 トレイが慌てた。
『ないない。全然ない。この間、S.T.Y.Xでの折れた角の定期健診のデータと茨の谷の魔法医のデータを突き合せたけど、マレウス氏は健康体だよ。角の治癒具合に合わせて魔力を調整するのにも慣れてずいぶん経つし』
 ぎろり、とイデアはマレウスをにらんだ。マレウスがいたずらっぽく笑ったままだから、怒る中年とそれを揶揄ってケロリとしている10代の構図にも見える。
『キミの妖精ジョークはわかりづらいんだよ』
 イデアは昔ならこんな場に自ら来なかった。外に出られるようになったことを、大人になったからだとは言いたくない、といつか言っていた。それでも変わったことには血がない。
『別に冗談のつもりでもないさ。それにお前たちにしたらまだその時まで時間があることも、僕は理解しているつもりだ』
 イデアはまだ何かいいたそうにしていたが、結局口をつぐんだ。次の瞬間、チカッとマレウスの周囲が光って少しだけ目尻に皺がよって皮膚がたるんだ彼が現れた。もう決して10代の少年には見えない姿は、確かにアタシたちの同級生だった。
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𝑺𝒐𝒍𝒊𝒔༉₊🎄꙳•̩̩͙❅*̩̩͙‧͙ ‧͙*̩̩͙❆ ͙͛ ˚₊⋆
@olihypnos.bsky.social
about 2 hours ago
OMG Azul ashengrotto hiiii
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こむら
@komura906.bsky.social
about 2 hours ago
今日の練習はここまで やっぱ顔難しい
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みすみ
@fizz-zzz.bsky.social
about 2 hours ago
今日はここまで
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みや
@nyalemoned26.bsky.social
about 2 hours ago
#twstファンアート スウィングさん
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炙りえんがわ🍣
@sushi-rwjk.bsky.social
about 3 hours ago
レオジャク7
レオジャク小説

 レオナが珍しく朝から起きていると思いきや、一日中不機嫌な顔で過ごしていたらしい。他寮生が校舎内で軽くぶつかっただけで危うく砂にされかけただとか、昼食の皿に野菜が入っていただけで皿を割りかけただとか、不穏な噂をいくつもジャックは耳にした。いつもなら気にも留めない些細なことなのに、と心配になり夕食後寮長室へ足を運んだ。
「レオナ先輩」
 少し控えめにノックをして声をかける。返事はなかった。だが、物音は聞こえる。
「入りますね」
 ジャックはそっと中に足を踏み入れた。
 強いアルコールの香りが充満している。
 照明をつけていない部屋は、一ヶ月掃除していないかのような荒れ模様だった。ラギーがきれいにクローゼットにしまっていたであろう衣服はすべて床に放り出され、中には酷く裂けているものもあった。アクセサリー類も部屋の至る所に散らかり、紐がちぎれてビーズが散乱していた。ガラス類が落ちていないことだけが幸いだった。
 ジャックは衣類を拾って人一人歩ける道を作りながら、ベッドに座ってボトルを抱えているレオナの元へ歩く。
「何しに来た」
 レオナは背の低い大きなグラスに入った琥珀色の液体を勢いよく呷った。
 ジャックに向ける緑の瞳は据わり、頬は軽く色づいている。相当酔っているように見えた。ジャックを見ながらとくとくと空になったグラスを満たす。
「敷地内での飲酒は校則違反っす」
 半分ほど酒が入っているボトルをレオナの腕から抜き取り、ジャックはベッドに腰掛けた。
「誰も俺に指図なぞできねえ。そうだろ?」
 レオナが口を開く度、甘いような燻製のような芳醇
な香りが広がる。ジャックは顔をしかめた。匂いだけで酔ってしまいそうだ。
「あんたは学生だから学校のいうことには従わねえと」
「テメェも俺に指図するのか?」
 ジャックの肩に何かを投げつけられる。固いそれはレオナのスマホだった。何気なく画面を見ると着信履歴が表示されている。今日の朝早い時間に、【国】から電話があったらしい。レオナの瞳が薄暗がりの中で光った。ジャックを睨みつけているようで、その視線はどこにも向いていなかった。
 見たことを気取られないよう、ジャックは黙って画面の表示をオフにしてレオナに返す。
「もう寝たほうがいいっすよ」
 レオナの手からグラスを取ろうとすると、思いのほか強く抵抗された。
「眠れねえから飲んでるんだろ」
「飲んだところで悪いことは何も忘れられないし、明日に響くだけです」
「俺に明日なんかあるかよ」
 へらりと笑ったレオナはグラスからジャックの指を剥がし、また酒を飲もうとする。どのくらい飲んだかは正確にはわからないが、レオナや部屋から香るアルコール臭からして健康的な量ではないことは確かだ。仕方がないとジャックは力づくでグラスを奪い、なみなみとグラスを満たしている酒を飲み干した。
「おい……ジャック!」
「……なんすか」
 ジャックの喉は焼け付き、熱で食道と胃袋の形がくっきりとわかる。目を見開いたレオナを見て気分がよくなる。
「お前……お前、未成年だろ」
 言葉を探すようにレオナは口を開いては閉じて、眉間に皺を寄せていた。
「地元じゃ寒さをごまかすために少し飲むことがあっ
たんで。まあ、最近は飲んだほうが体が冷えるってんで、紅茶に変わりつつあるんですが。それにしてもこの酒、度が強すぎませんか。悪酔いしますよ」
 まだ喉元が熱い、とジャックは首を撫でた。校舎のほうで飲んでいたら、外で酔い潰れて凍死することすらありえる度数だ。レオナが寮内で飲んでいたことをありがたく思う。
 顔を引きつらせたレオナがぺたぺたとジャックの顔を温かな手で触った。
「ジャック、お前」
「レオナ先輩、手があったかいっすよ。もう眠いんじゃないっすか」
 レオナの手に自分の手を重ねる。何を慌てているのかはわからないが、レオナが向けてくる感情が嬉しくてたまらない。
「酔いが醒めた。寝る」
「じゃあ、俺はもどり――」
 小さくこぼされたレオナの言葉に、どうにか眠ってくれそうだとホッとして立ち上がろうとしたら、レオナがジャックの手を掴んだ。
「今日はここで寝ろ」
「俺、もう寝る時間なんですが」
「だから寝ろって言ってんだろ」
「あ……っす」
 今から激しい運動はしたくないと言外にほのめかしたが、レオナは言葉通りに言っていただけらしい。ジャックは己の早とちりに頬を赤らめた。少し酔っているのかもしれない。自身の頬に手を当てて恥ずかしさをごまかした。
 酒のボトルとグラスを机に置き、先にベッドに潜り込んでいるレオナの隣に入る。
「明日は起きたら部屋の掃除っすよ」
「ラギーにやらせとけ」
「これをラギー先輩に片付けさせるのは酷いっす」
 レオナのゆったりとした話し口といつもより高い体温に、早くもジャックは眠たくなってきた。
「お前、酒強いんだな」
「あれくらいなら……国の法律ではもう飲めるんで」
「そうか……さっきはお前に校則を破らせてしまったな、悪い」
 毛布の中でレオナに強く引き寄せられた。そのままレオナの腕の中に収まる。優しく髪を撫でる手つきに眠気が強くなる。
「俺は自分のために授業をサボるし、寮長にも楯突きます。今日もそうしただけだ」
 うとうとしながらジャックはレオナの背中に腕を回した。
「レオナせんぱい、酒くせえ」
「うるせえ」
「……おやすみなさい」
 もう少し話していたかったが、眠気が限界に来ていた。ジャックはなんとか挨拶を呟いて意識を手放す。どこか遠くでレオナの「おやすみ」という声が聞こえた気がした。
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炙りえんがわ🍣
@sushi-rwjk.bsky.social
about 3 hours ago
『マジフト部に入ったら、OBとして部活を見に来てくれるかもしれない。ずっと憧れてたって言えるように頑張ろう……へえ……お前、今何部だ?』
「陸上部っす、あの、何やったらやめてもらえますか?」
 レオナのことをただ憧れて目標にしていた頃を掘り返されて、ジャックは頭の先から尻尾の先まで恥ずかしくて燃えてしまいそうだった。昨日は自分の書いたコメントが恥ずかしくて、レオナの写真を見ながら目に入れないようにしていたのに。
『たまに読み返してんのか?』
「昨日だけです。引き出しの整理をしていたら見つけたので……」
 あのとき、レオナという存在はきらきらしていた。スポーツ誌等で写真を見かけてスクラップするたび、胸が躍っていたことを思い出す。思い描いていた理想が崩れ去った今は、レオナをなんと形容すればいいのかわからない。尊敬するところはあるし、憧れもまだある。だが、それ以上に呆れることのほが多くて一概に目標と呼ぶことはできない。そんな、苦々しい気持ちでスクラップ帳を眺めていた。
『なら、いらねえのか?』
「いや、いらないってわけでも……」
 理想と現実の差を思い知らされて、封印したくなる物だが、手放したいというわけではない。いつか向き合える日が来るまで、引き出しの奥にしまっておきたい。
『なら、今日の対価はこれでいい』
 ジャックは耳を疑った。こんな物を対価に? いや、それよりも。
「は? いらないとは言ってないんすけど」
 手元に残しておきたい物をわざわざ奪い取ろうとするのが信じられない。
『いらねえ物を押しつけるのがテメェの言う対価だっ
ていうのか? 価値があるからこそ対価になるんだろうが』
「で、でも……」
『嫌だって言うんなら、お前の大事なサボテンを夜風に晒してやってもいいんだが』
「わかりました! わかりました。それ、あげます」
 ジャックは恥ずかしくて涙が出てきそうだった。何が悲しくて黒歴史みたいな物を当の本人に見られて、挙げ句に進呈しないといけないのか。
『寮に帰ってくるのが楽しみだなァ』
「レオナ先輩に頼むんじゃなかった」
 ツーツーと無機質な音が聞こえるスマホを睨みつける。鏡舎が直る前に、レオナがスクラップ帳に飽きてくれることを祈るしかなかった。
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炙りえんがわ🍣
@sushi-rwjk.bsky.social
about 3 hours ago
レオジャク6
レオジャク小説

 どこかの馬鹿がやらかしたなどという理由で、鏡舎が使えなくなった。噂によると、成績を上げるための薬物を鏡舎の裏で調合していたらしい。そして、成績が悪いから調合に失敗してあたり一面焼け野原になっただとかなんとか。
 そんなこんなで、寮と校舎の行き来が一時的にできなくなってしまった。
 生徒たちは慌てふためき、パニック状態になった。寮に戻れない生徒もいれば登校できない生徒もいる。ジャックは寮に帰れない生徒のうちの一人だった。
「俺のサボテンとプロテインが」
 大量に寝袋が並べられた大食堂で膝を抱えながら、ジャックは自室に戻れないことをひどく嘆いていた。百歩譲ってプロテインは購買部で買えばいいとして、問題はサボテンだった。日光浴をさせようと窓辺に置いたままだ。夜になったら室内にしまってやりたいのに、頼めそうなルームメイトたちは全員校舎で見かけている。ほかに自室に入れてもいいと思えるほどに信頼の置ける同級生はいなかった。というより、サバナクロー寮に友人らしい友人はいなかった。
 ジャックはどうしたものかと頭を抱えた。遠くでラギーが寝床のスペースを取引している声が聞こえる。ラギーに頼むこともできない。ラギーがいるということはレオナもいるのだろうか。姿は見えないが、植物園の縄張りで一晩を過ごすのかもしれない。なんにせよ、寮長であるレオナに寮に戻れない旨は連絡しておくべきだろう。
 スマホでぽちぽちとレオナにメッセージを送る。思いのほか早く返事が来た。
 レオナは寮でずっと眠っていたらしく、校舎にはいないとのことだった。
 寮にレオナがいると知り、ジャックは悩む。寮長たるレオナにサボテンの世話を頼むのはいかがなものか。寮長の手を煩わせるくらいなら、大して喋ったことも
ない同級生に頼むほうが筋が通っている。が、そもそも連絡先を知らなかった。例え頼めたとしても、仮にルームメイトの物がなくなりでもしたら責任問題になるだろう。
 暖房のよく効いた大食堂で、寒さに凍えているであろうサボテンのことを思う。早く部屋に入れてやらねばなるまい。
 使える手段はすべて使うべき。とレオナが言っていた気がする。もう、そうするしかない。
 ジャックは腹をくくり、レオナに追加でメッセージを送った。と、すぐさま電話の着信音が鳴った。発信元はレオナだ。恐る恐る電話に出る。
『俺にサボテンの世話をやれなんざ、随分偉くなったモンだなァ』
 耳にスマホを当てた瞬間、レオナの唸り声が耳に飛び込んできた。その声音に、ジャックの括ったはずの腹がどこかへ逃げてしまいそうだった。慌てて気合いを入れ直してスマホを握る。
「すんません、どうしても帰れないんで……」
『俺には関係のないことだ』
「か、関係あります!」
 なんとしてでもサボテンを室内に入れてやりたくて、ジャックは声を張り上げる。が、レオナとサボテンにはなんの関係もない。だからどうにか理由を作らなくてはならない。
「ええっと、その……サボテンの元気がなくなったら植物園で世話をしてあげる必要が出てきて……それで、そうなったら多分レオナ先輩の縄張りがサボテンだらけになります」レオナの鼻で笑う声が聞こえて、ジャックは咄嗟に「いえ、サボテンだらけにして眠れなくします」と宣言した。
 言ってしまった。だが、サボテンのためだから仕方ない。デメリットがないのなら作ればいいのだ。
『脅してんのか?』
「はい。脅してます。俺のサボテンを中に入れてやってください」
『……』
 レオナの深く長いため息が聞こえた。きっとこめかみに手を当てて、呆れきった顔をしているに違いない。そしてそれは、レオナが譲歩する合図だった。
『部屋はどこだ』
「あ、ありがとうございます!」
 レオナに心からの感謝を込めて大きな声で礼を伝えると、隣で読書をしているセベクに小突かれた。解せない。
『――で、サボテンは三つだな?』
「っす! ベッド脇の置けるところに置いてくれたらそれでいいんで」
 ジャックは少し声をひそめて部屋やベッドの位置をレオナに伝え、電話越しに様子を伺っていた。
『これで終わりだ。ったく、一年坊主が生意気な』
「すみません、ありがとうございました」
 すべて終わり、ホッと安堵する。これでなんの憂いもなくぐっすり眠れるというものだ。
『フン、イイご身分だなァ。この俺にサボテン様のお世話係を命じておいて、なんの褒美もねえのか?』
「褒美……?」
 デメリットは作り出したが、報酬のことは何も考えていなかった。このままでは借りを作ったままになってしまう。
「移動教室の荷物持ちと昼食のときに席を取っておく、でいいっすか?」
『俺に授業に出ろと言ってんのか?』
 普段であれば授業に出ろと言っていたところだが、今は対価の話をしている。ラギー相手にやっていることをそのままスライドしただけでは、まったくもってレオナの得にならない。
「ちょっ……と待ってください。今考えます」
『タコ相手に辛酸を舐めたときの教訓はどうした。取引もろくにできねえのか』
「だ、だって、それなら先に聞いておくべきだったんじゃないですか。俺の脅しに屈したのはレオナ先輩です。だから、植物園をサボテンだらけにしないっていうのが対価と言ってもいいんじゃないですか」
 譲歩したそちらが悪いのだとジャックは語気を強めた。別に対価を渡したくないとは言っていない。こうして話している間に考える時間を稼いでいるだけだ。一体レオナに何を渡せば納得してもらえるだろう。
『小賢しくなりやがったな』
「尊敬する先輩を見習っただけです」
『ところでジャック……』
 ツンツンと返事をしていると、突然レオナの声が変わった。人をからかうときの声だ。
『お前の机の上に置いてあるのはなんだ?』
「机の上?」
 今朝はいつもよりロードワークに時間を使ってしまって、整理しないままに登校した気がする。とはいえ、使ったらすぐに物をしまう性格だ。ルームメイトたちのように散らかしてはいない。恐らくプロテインと、昨晩復習に使っていた教科書やノートと、それから……。
『レオナ・キングスカラー集、ってなんだろなァ』
「れ、は、あっ! それは」
 テレビ越しにレオナを知った日から作り続けていたスクラップ帳だ。入学時に実家から持ってきて、机の中にしまっていたが、昨日久しぶりに見返してそのまま机の上に置いてきてしまったらしい。
『フゥン、懐かしい写真だな。ご丁寧にコメントまで書いてある。いつかレオナ選手とマジフトで戦いたい? 可愛らしいガキだな』
「すみません、やめてください、かなり前のやつなんです」
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炙りえんがわ🍣
@sushi-rwjk.bsky.social
about 3 hours ago
レオジャク5
レオジャク小説

 今日もいい天気だと、レオナは昼前に起きて大きく伸びをした。健康的な睡眠のために、やはり午前中はスマホの電源を切るに限る。スマホの電源を入れ、通知の数を見てレオナは頷く。
 授業に出る気は一切ないが、今日の昼食は日替わりメニューが肉だったはずだ。空腹を訴える腹の声に従い、身支度を整えて学校に向かった。

「レオナ先輩、おは、こんにちは!」
「オウ……ん?」
 校舎に入った途端、偶然通りすがったジャックの大声が耳を震わせた。眠気覚ましにはちょうどいい。尻尾をぶん回すジャックを適当にあしらいながら、レオナは喉に違和感を覚えて手を当てた。なんだかいがらっぽい気がする。
「んん、ん」
 起きてから初めて声を出したせいかと思い調整をするも、違和感は消えない。
「レオナ先輩どうしたんすか」
 まだ立ち去っていなかったジャックが不思議そうな顔をしてレオナを見ている。
「いや、なんでもねえ」
 いつも通り素っ気なく答えたつもりだが、レオナの声は少しかすれていた。ジャックも当然それに気づく。
「声、変ですけど。風邪でも引きましたか?」
 主人の表情よりも感情豊かな尻尾がへたりとうなだれている。朝から面白いものを見られた、いや昼だったとレオナは微かに口元を緩ませた。
「さあな」
「寝ていたほうが、いやいつも寝ているから意味はないかも……出席点……留年……」
 調子が悪そうなレオナを見て、ジャックはなんて声をかけようか迷っているようだ。小さな眉にぎゅっと力を込めて考えている。見ているだけで愉快になるが、
レオナは腹が減っている。自分を心配しすぎる後輩に付き合ってやる義理などはない。それに温かいものでも飲んでいたら直に治るだろう。
「声が少し変というだけだ。テメェが気にすることはねえ。さっさと飯食ってお勉強でもしてろ」
「あっレオナ先輩」
 呼び止めるジャックを無視して、レオナは大食堂へ向かった。

 昼食後、レオナは午後の時間を植物園で過ごしていたが、眠っているうちに肌寒さを感じてきた。肌寒さはいつしか体の奥から響く悪寒となり、喉の痛みも強まってきた。どうやら楽観視しすぎたらしい。
 のっそりと起き上がるといつもにまして体が重い。けほ、と咳が出る。
 これはまずい。
 とりあえず寮に戻って寝直そうと植物園を出る。重い扉を開くと木枯らしが体を一瞬で凍らせてきた。
「かったりい……」
 震える唇を真一文字に結び、だらだらと鏡舎への道のりを辿る。
 歩いても歩いても道が果てしなく続いていくようで、永遠に寮に戻れないのではないかとありえない考えが頭をよぎった。そんなはずはない。歩き慣れた道を間違えるわけがない。
 レオナは平静を装い、重たい足を運び続ける。
「レオナ先輩!」
 と、遠くから大声が聞こえた。顔を向けるのも怠くて耳だけを動かす。重量感のある足音が猛ダッシュで近づいてきた。
「寮にも植物園にもいねえと思ったら、まだこんなとこで歩いてたんすか」
「……うるせえ、頭に響く」
 かすれて言葉にならない声でレオナは文句を言う。
ジャックの元気で張りのある声が、今は耳障りだった。
「すみません……昼間より体調悪くなってますよね。大丈夫ですか?」
 レオナに叱られたジャックは、小さな声で話しかけてくる。
「見ての通りだ」
「校舎と寮の気温差でやられたんじゃないっすか? とりあえず俺のコートを着てください」
 言うやいなやジャックは有無を言わさず自身が着ていた上着をレオナに羽織らせた。
 分厚くて重くて、温かい。
「肌触りが悪い」
「庶民のモンなんで悪かったっすね」
 オーバーサイズの上着にすっぽりと包まれ、体の震えが多少はマシになった。
「じゃ、寮に戻りますよ」
 言いながらジャックはレオナの前で屈む。
「何やってんだ?」
「遠くから見てたんすけど、まともに歩けてないっすよ。俺が背負ったほうが早い」
「そうかよ」
 言い返す気力もなく、レオナは大人しくジャックの背中に体を預けた。
 よいしょとジャックは立ち上がり、大股で歩いていく。スピードを重視しているせいか、ただ単にがさつなだけなのか、一歩足を踏み出すたびに体が大きく揺れる。だが、ジャックの広い背中は不思議と安心できて、上着と背中から伝わる温もりと香りにレオナは瞼をゆっくり閉じた。

 次に目を開けたら寮の自室にいた。
 顔が熱い。本格的に風邪を引いてしまったようだ。
「あ、起きました? すげえ熱なんで寝ててください」
 レオナが上半身を起こすと、どこにいたのかジャッ
クがベッドの脇にすっ飛んできた。寮に帰ってきて時間が経っているらしく、ジャックは部屋着に着替えていた。
「ん……」
 ジャックに状況を確認しようとしたが、声が出ない。
「ラギー先輩に消化のいいモン作ってもらったんですけど、食えますか?」
 湯気の立っているスープが机の上に置かれていた。
 レオナは黙って首を横に振る。
「あ、そうだ水分補給してください」
 ジャックは着ていたカーディガンをレオナに羽織らせ、ペットボトルに入ったスポーツドリンクを手渡してきた。
 意外と甲斐甲斐しいんだな。
 言おうとして、やはりレオナの声は出なかった。
 ジャックのカーディガンに包まってスポーツドリンクを一息に飲み干す。
「また新しいやつ、あとで持ってくるんで。ゆっくり休んでください」
 ジャックは空になったペットボトルをレオナから回収し、片手で真っ平らに凹ませた。
 声が出ないなら、いつもの皮肉めいた言葉も言えない。
 レオナはカーディガンを枕元に置いてベッドに潜り込む。
「それじゃあ、おやすみなさい」
 幼子を世話するように毛布を喉あたりまでかけ直すジャックを見て、レオナは胸の奥が痛くなった。
 全部風邪のせいだ。
 胸の痛みの理由を考えまいとして、瞼を強く閉じた。
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ろこちゃん
@rocoley.bsky.social
about 3 hours ago
ニノハナのカリジャミようやく書き始めた。今週中に終わらせてインテの原稿するぞい
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Chiara🌷
@shuueyy.bsky.social
about 3 hours ago
Riddle Rosehearts 🌹❤
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sunday 🍮💚📷
@besobutler.bsky.social
about 3 hours ago
the Wonderland Webring is live! open to adult (age 18+) fans of Twisted Wonderland only. minors and/or antis are not welcome to join. please see the member requirements on the website, wonderland-web.netlify.app
the webring widget art is a club, diamond, rose, heart, and spade. the text reads "This site is part of the Wonderland Webring." there are buttons for previous, random, index, "what is this?" (credit to onionring.js for the webring code), and next.
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あひる(morning)
@morninguwawa84.bsky.social
about 3 hours ago
🦊🐰の帽子がぴったり! #ツイステぬい撮り部
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なつき🔰- ̗̀📷 ̖́-
@789ki-nunui.bsky.social
about 3 hours ago
「これは1日1個開けるものでは?」 #twstぬい撮り部 #ぬい撮り #ぬい活 そうだよお………… おうちに居なかったから溜まってたんだよ………いっぱいあるね……
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山崎
@syokizyanaizyan.bsky.social
about 3 hours ago
進捗
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tooommmiiiii
@toooomiiiii.bsky.social
about 3 hours ago
今日は調子良かったらしい #ツイステファンアート #twstファンアート
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tooommmiiiii
@toooomiiiii.bsky.social
about 3 hours ago
マジカルペン没収くらう🦈 #ツイステファンアート #twstファンアート
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にてい
@kn1tte1.bsky.social
about 4 hours ago
折り返しだ〜 コマだけ見ると謎セリフすぎる
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@nuinuioct.bsky.social
about 4 hours ago
🦈ふろちゃはさ 😮うん‼️ 🦈ふろちゃでさ 😮うん❓ 🦈ふろちゃだからさ 😮‥‥ 🦈ふろちゃなんだよね(ドヤ) 😮❓❓❓❓❓❓❓❓❓
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♋︎
@voovvoov.bsky.social
about 4 hours ago
男〜〜
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