相国寺展 金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史@東京藝術大学大学美術館。
観たい作品が後期に集中していたので後期に行きましたが、GWということもあって結構な混雑。承天閣美術館には何度か足を運んでいるし、今回展示の若冲や応挙も大半は観てるのだけれど、鹿苑寺・慈照寺が所有する美術品も多く、相国寺派の歴史を振り返るという点で興味深かったです。ただ、墨蹟から絵画、工芸と幅広く満遍ない一方、個人的には相国寺といえばという如拙、周文といった室町水墨画をもう少し観たかったな、と。出展は相国寺派の寺院所蔵が中心ですが、現在は他美術館や個人が所蔵する作品もあり、折角ならそうした流出作品ももう少し観たかったです。